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長野県木祖村 2009年4月29、30日 |
GWの始まりに長野県の木曽地方を訪れてみた。例年、チャマダラセセリの時期によく訪れているが、今回はヒメギフチョウも狙ってみた。絶好の好天で清々しい青空の下、林道をゆっくりと歩いてみる。9時半をまわった頃に、ヒメギフチョウがぽつぽつと飛び出した。
ここは吸蜜する花があまり多くなく、タンポポに集中してを訪れる個体が多かった。タンポポは蜜が出るポイントがたくさんあるためか、一度蜜を吸い始めると長居をする傾向がある。
ヒメギフは林道脇にある枯れ枝や枯れ葉が溜まっているようなこみ入った花を訪れることが多く、なかなか写真がとりにくい。いくつかの花は周りをきれいにしておいたのだが・・・。
そして下の写真が今回のなかでもっとも残念だったもの。画面の中心がもう少し右下にずれていれば良かった。 タンポポにふわっと降り立つヒメギフチョウがイメージ通りに撮影できたのに・・・・。。
ヒメギフチョウの撮影を終えて移動する。途中のトチノキのまわりに飛んでいるスギタニルリシジミをちょっと撮影。今年は撮影のチャンスが無かった。
次にいつものチャマダラポイントに到着。早速いくつかの個体が飛び回っているのが見える。草地を歩いてみると、飛び出して近くに止まる。
このチョウはちょこちょこと地面近くを低く飛ぶので、見失いやすい。それでもミヤマセセリなどに比べると、体が小さい分だけ移動量が少なく、あまり遠くに飛んでしまわないので、まだ撮影しやすい。
田圃のイネの切り株に止まる♀。
斜面では♂同士だろうか、時々追尾をしているのが見える。
お昼をまわって飛び出すチャマダラが少なくなったので、いつものように斜面を元気に飛んでくるヤマキチョウを100oマクロで狙ってみる。飛翔コースに置きピンをしておき、ファインダーをのぞきながらシャッターを切る感覚はまさにシューティングゲームのようでおもしろい。こういう感覚で飛翔を撮影できるのは、あまり飛翔コースを変えないヤマキチョウとオオムラサキそれとアカボシゴマダラぐらいだろうか。
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