福井県南越前町 2010年4月10日 |
前週に続きギフチョウ第二弾は福井県の南越前町。ここは杣山に近く、いつか例の杣山タイプの撮影ができるのではないかという期待を込めて毎年訪れている。ちょうど麓の林床にあるカタクリも見頃を迎えていた。
しばらく待っているとギフチョウもときどき現れて、カタクリで吸蜜してくれる。10時ころまではいくつかの個体が次々と飛んできたが、そのうち現れなくなった。どうやら麓からは離れて山頂タイムになったようだ。
近くのピークに移動すると、やはり占有飛翔をするギフチョウが見られた。でもあまり開けていないので見晴らしは良くない。
突然、樹上からなにやら落ちてきたと思ったら、ギフチョウの交尾個体だった。やはりピークは出会いの場なのだろう。
ピークでは数個体が入れ替わり飛んでくるが、残念ながらいずれも鮮度は良くない。ネット情報では先週も良かったようなので、やはりちょっと遅かったようだ。
途中の杉林ではミヤマカタバミがたくさん咲いていた。
カタクリの群生地でしばらく待機していると、ギフチョウがゆるやかに飛んできた。
あまりこちらに気をつかう様子もなく、ゆるやかに林床を飛び回る。
2時近くなり蝶の姿も無くなったので、引き上げることにした。やはり杣山タイプの異常型は見ることができなかった。
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