三重県菰野町 2010年4月17日 |
4月も中旬になるのに寒い日が続いている。今朝は東京などでも雪が積もったらしい。三重県は雪こそ降らなかったものの、朝から冷たい風が強く吹いている。あまりいい条件ではないので、今日は近場でミヤマセセリなどと過ごすことにする。 西に望む鈴鹿の山の稜線は黒い雲で覆われているので、雲がとれるまでの間、まずは平地のジャコウアゲハを見に行く。 発生地ではいくつかの個体をみることができたが、強い風のせいか飛んでいる個体はみられない。
雲も切れてきたようなので鈴鹿の山の麓へ向かう。山肌のヤマザクラがちょうど見頃である。
寒い中でも例年通り何匹かのミヤマセセリがチョロチョロ飛んでいる。でも気温が低いせいかあまり活発ではない。
♂を撮影していたら不意に現れた♀に対し、求愛行動をとった。
求愛行動の持続時間は数秒間で、すぐにどこかへ行ってしまう。
あとで撮影できた写真を見返してみると、♂だけでなく♀の方からも♂に接近するような飛び方をしていることがわかった。
お昼をまわっても風が止む気配が無く、だんだんとミヤマセセリの姿も見られなくなってきたので終了とした。
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