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長野県小谷村 2010年5月1日 |
GWの前半、今年は季節の進みが遅いとは思いつつ、長野県北部へ出かけた。白馬村をすこしのぞいてみたが、やはり今年は残雪が多い。仕方がないので、姫川沿いに下って確実な産地でヒメギフチョウを狙ってみた。 多少風は強いが、空には雲がない絶好の好天である。しかし、なかなかヒメギフチョウは飛んでこない。ときどき現れる個体も、一面に咲き誇っているカタクリには見向きもせず、すぐに高く飛んで山の上の方に行ってしまう。その中でときどき短い距離を飛んで止まるのは♀である。さいわい鮮度は悪くない。
昼前になって花畑をゆるやかに飛ぶ♀がいくつか見られるようになってきた。。カタクリの花にとまってくれる個体は少ないが、少ないチャンスをとらえて撮影できた。
すでにウスバサイシンは芽をふいており、産卵のために♀がまとわりつく光景も何度か見ることができた。
昼をだいぶまわって飛ぶ個体も見られなくなったので帰途についた。 急な坂を下っていると日だまりでまだ占有行動を取っている♂を見ることができた。
本当は来週あたりにイエローバンドねらいで白馬を再訪することを考えていたが、週間天気予報ではあまりすぐれないようだ。もしかするとこれが今シーズンのギフ、ヒメギフの最後になるかもしれない。
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