![]() |
沖縄県南城市 2010年10月30日 |
本州あたりの蝶が一段落した10月下旬から11月上旬、久しぶりに沖縄を訪れた。名古屋からANAで行くと那覇へは昼前の到着になるので、あまり移動で時間を無駄にしないよう空港からほど近い本島南部を訪れた。 ところどころに青い空は見えるがほぼ一面の曇り空。ちょっと肌寒い。 車から降りてカメラを持って歩き始める。
初めての場所なので状況把握のため周りを歩き回って環境の確認をしてみる。林の陰にリュウキュウヒメジャノメが止まっている。本州にいるヒメジャノメより目玉模様がはっきりしている。
天気はあまり良くはないが、センダングサの多い草地ではいろいろな蝶が集まっている。その中にマルバネルリマダラを発見。これは初めて撮影する蝶。
一通りセンダングサに集まる普通種を撮影した後、チラチラと飛び回っているルリウラナミシジミの飛翔を撮影してみる。下は♀(奥側)を追尾する♂。この角度で翅を写すと、本来輝くルリ色がくすんだ感じになってこの蝶の美しさが表現できない。
このくらいの角度で撮影できるときれいなルリ色が表現できる。
クロマダラソテツシジミも個体数が多く、いろいろな鮮度のものがいた。飛翔はルリウラナミよりはやや遅い。
他には、イシガケチョウ、アカタテハ、ルリタテハ、長い旅をしてきたのだろう少しくたびれたアサギマダラなどを目撃した。 こうして2〜3時間撮影したところで終了して名護へ向かった。
|