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長野県白馬村 2013年04月28日 ヒメギフチョウ |
GW前半は例年のように白馬村にギフチョウを見に行った。だいぶ前に発生が伝えられているものの、寒波が来たりしていまいち適当な時期がつかめなていない。 冷え込んだがお天気は良さそうなので、とりあえずギフチョウを求めて林を歩いてみる。オオヤマザクラだろうか朝日が透けてとてもきれいに見える。日だまりのカタクリはすでに開花が進んでいるものがあるものの日蔭のものはまだ蕾が小さく、かなり成長に差がある。日当たりの良い道添いのスミレの群落がきれいに花を付けていたので枯れ枝などを掃除してステージを整えておいた。 しばらく他の場所の様子を見に行って11時半ごろふたたびスミレの群落に戻った。チョウもすでに飛び始めているようで、知人もふくめ数人でヒメギフチョウを撮影をされていたのでそこに加えてもらう。入れ替わり現れるが、飛んでいるヒメギフチョウは♂が2〜3頭のようだ。
このスミレの群落は土手の上部にあるため抜けるような背景での飛翔を狙ってみる。 でも待ちかまえているとなかなか思うようなコースを飛んでくれない。
時々スミレで吸蜜するので、花から花へ飛び移る瞬間も撮影。
蝶が飛ぶコースを先回りして、正面からの飛翔を狙う。後追いして、お尻ばかり写しても仕方ないですから。
キクザキイチゲの花でも吸蜜してくれた。
昼を過ぎてようやくカタクリにとまってくれたので、背景を入れ込んで撮影。なお近くでギフチョウも一頭撮影したが大破個体。
このあと飛ぶ蝶も少なくなったので、明日に備えて周りを偵察。日中にもかかわらず、どこからでも姿が見えるようなスキー場のゲレンデでカモシカが悠々と草を食べていた。おそれるものが無いようで全く緊張感がない。名古屋港水族館のイワシの話を少し思い出した。 夜は白馬に集結した撮影仲間数人およびいつもお世話になっている白馬のkumkroubeさんと懇親会。情報交換や翌日の作戦会議などで楽しい時間を過ごした。こういうのも白馬での撮影旅行の楽しみの一つ。
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