沖縄県石垣島 2日目 2014年3月1日 アゲハチョウ シロチョウ |
石垣島2日目、予報によるとお天気が良いのはこの日までということで、綿密に計画を立ててフィールドに出かけた。今回の旅行の目的の一つはなかなかお目にかかれなかったオオシロモンセセリを撮影することで、それを狙って朝早くはバンナ公園近くの畑の周りを歩いてみた。まだ光が充分でないときのキチョウが鮮やかに見え、裏面の黒斑もくっきりとしている。このあたりには3種類のキチョウがおり、注意を要する。 ほかの蝶も飛び出さない朝の早いこの時間ならば普通種の撮影にも専念できる。また動きも活発では無いので飛翔写真は撮りやすい。ただこの個体は羽化不全の個体で翅の一部が変形しているのが残念。
少し移動して樹林の中の開けた水場で撮影する。時々アオスジアゲハが飛んでくるが忙しそうに通り過ぎるだけで一休みして吸水することは無かった。
ミカドアゲハはちょうど1化の出始めの時期のようで島内のあちこちで新鮮な個体が見られた。これも水場で吸水する個体を狙ったが、ほんの数回、おそらく5秒にも足りないようなごく短い時間しか止まらなかったのでカメラを構える時間も無く満足のいく写真が撮れなかった。 吸水するミカドアゲハ♂ 沖縄県石垣島 2014年3月1日
雲が多い一日だったので蝶はあまり活発では無い。それでも樹林の空間に日が射すと、どこからか2〜3個体が遊ぶように飛んできて流れに沿って川を下る。でもなかなか射程距離にまでは近づいてくれない。
センダングサがたくさん咲いている林道ではジャコウアゲハの新鮮な♂が飛んでいたが、光が足りなかった。
おそらく前日も撮影させてくれたシロオビアゲハの♀がこの日も緩やかに飛んでいる。
こちらはシロオビアゲハの♀のベニモン型。お休みモードでべったりと翅を拡げている。
ヤエヤマカラスアゲハも新鮮な個体が見られたが多くは無かった。沖縄本島の緩やかに飛ぶカラスアゲハよりは敏感に飛ぶので思ったよりも撮影しにくかった。
こんな風にハイビスカスに頭を深く突っ込んで吸蜜するのはきわめて危険なのに。
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