滋賀県米原市 2014年7月21日 オオウラギンスジヒョウモンほか |
東海地方の梅雨が明けた21日、高原を散策してみた。いろいろな高山植物が咲いており、それを目当てに山を登ってきた人で混雑している。 シシウドの繊細な花で蜜を吸うハナカミキリ。 ここに来るのは初めてなので、蝶が飛んでくると出来るだけカメラを向ける様にした。最初はコキマダラセセリの♂。すでに縁毛はスレて無くなっている。
アザミに止まっているのはコキマダラセセリの♀。これ以外のセセリとしてはヒメキマダラセセリもちょうど良い時期だった。
付近にミヤマイボタ?がたくさん生えていると思っていたら、不意にウラゴマダラシジミの♂が飛んできて目の前で開翅してくれた。鮮度は良くないがこの時期だから仕方が無いでしょうね。
明るい草原ではたくさんのヒョウモン類とキアゲハが飛んでいた。
たくさんの破損したウラギンヒョウモンに混じって、時々、鮮やかなオオウラギンスジヒョウモンが飛んでくるのでそれをねらって撮影してみた。
観察していると草原の草の間に潜って♀を探している♂が見える。こういう飛び方はウラギンスジヒョウモンでもよく見られるもので、やはり近縁種なのだろう。
少し蝶をアップして撮影してみる。
オオウラギンスジヒョウモンの♀も2頭ばかり飛んでいたので、きれいな方を狙ってカメラを向けて見る。前翅端の白斑が特徴なので、これがきれいに見える様にアングルを決めてみた。
緩やかに飛翔する姿を撮影
ウラギンヒョウモンはほとんどが破損していたが、この♀だけは鮮やかで美しかった。
昼を過ぎた頃に、雲が広がってきて山を下りた。
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