滋賀県長浜市 2015年5月6日 ミヤマカラスアゲハ |
連休の最終日、高速道路を使うのはちょっとためらわれたので、下道でたどり着けるチョウを狙って出かけることにした。四日市からは約1.5hで目指す谷についた。最初に現れたのはスギタニルリシジミの♀。この個体は開翅してくれたが、かなり飛び古した個体だった。まあもう5月なのでこれも仕方が無い。
河原の砂地を確認していると、目指すミヤマカラスアゲハが降りて吸水していた。この辺りは雪が多く降る地方のせいか美しい個体が多い。
しばらく見ていると渓流に沿って飛んできた個体が次々と降り、吸水集団を作り始めた。ミヤマカラスアゲハが4頭にカラスアゲハが2頭の6頭からなる集団になった。ちょうどミヤマカラスが揃って翅を拡げた瞬間を撮影。こうしてみるとミヤマカラスの中でも美しさには差異がある左の個体が最もきれいで、次が右上、そして右下の個体などはカラスアゲハとさほど変わらない。といってもこれは人間の主観なので蝶にとってはどれほど意味があるのかはわからない。♀がきれいな♂を選んでいるとも思えない。
下の写真はミヤマカラスとカラスのツーショット。やはりミヤマカラスの方が光っている。
次に河原の上を飛ぶ姿を撮影してみる。この場所は逆光でしか撮影出来ないため、翅の色調があまりきれいに出せないのが残念。やはりもう少しフラッシュを利かせるべきだろう。
裏面の白帯を写すため、集団吸水を横から撮影。右端はカラスアゲハ。
やはり上から撮影する方が翅がきれいに光る。
最後に蝶に接近して斜め上方45度から撮影。やはりミヤマカラスアゲハはきれいな蝶である。できれば次は♀を撮影したいものだ。
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