2015年10月30日〜11月3日 八重山 1 アゲハ類 |
毎年、秋のこの時期の恒例になっている南の島への撮影旅行へ出かけた。場所は昨年とほぼ同じで、石垣島と西表島。今年の前半は迷蝶の大量飛来で賑わったらしいが、強烈な台風で吹き飛ばされたのか、迷蝶は影も形もなく非常に寂しい状況だった。 お天気も直前の予報では、晴/曇りが続く予報だったが、実際は曇りがちで、北寄りの風が連日強く吹き山は厚い雲で覆われることも多かった。石垣島へ着陸する直前の島北端の平久保付近の海も空が黒い雲に覆われているせいか鮮やかには見えない。 撮影できた種類は昨年よりも少なく、雲が多かったため山地性の蝶はあまり見ることができなかったが、撮影の記録として順次ご紹介したい。 シロオビアゲハはそれほど多くはなく、破損が少ない個体はほとんど見られなかった。、
アゲハの仲間で多かったのがベニモンアゲハで、新鮮な個体をあちこちで見かけた。
普通種とはいっても多くの種類が同時にいい状態で撮影できるというタイミングはあまりない。何度も出かけてその時々にタイミングの良い蝶を撮影することになる。 山の麓の河原ではクロアゲハが2頭並んで吸水しているのを撮影。普通種であるクロアゲハといえども新鮮な個体が並んで写せることはあまりない。
同じ河原では、アオスジアゲハも吸水に訪れている。
吸水場所に現れるのは♂が多いのだが時には♀も現れ、求愛飛翔をするのが見られた。
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