2016年4月16日 長野県小谷村 ヒメギフチョウ、スギタニルリシジミ |
16日は朝から白馬村のいくつかある撮影ポイントを一回り確認してみた。場所によってはカタクリはすでに咲き始めて、いい感じになっている。この環境にギフチョウが飛んでくれればいいのだろうけど、残念ながらその姿を見ることはできなかった。しばらく様子を見ていたがまだ未発生と考えて、すでに発生が伝えられている小谷村のヒメギフチョウの産地へ向かうことにした。
さて移動したさきのポイントでは、きれいな個体がカタクリで吸蜜するのをすぐに見ることができた。花の形がちょっと良くないのが残念。
すでに朝一番の吸蜜タイムは終わっているようで、しばらくするとカタクリ畠を飛ぶヒメギフの姿も見られなくなった。でもあたりにはかなりのスギタニルリシジミが飛んでいるのでこれを狙いながらヒメギフが戻ってくるのを待つことにする。
スギタニルリは破損こそはしていないけれどややスレ程度。
お昼頃になって薄く雲が広がってきたとき、いくつかのスギタニルリシジミが開翅をした。
お昼を過ぎて、ヒメギフが吸蜜のために戻ってくるようになった。目の前のスミレに止まってくれたが、こんなちっぽけな花で吸蜜しなくても周りにきれいなカタクリはいっぱいあるのに、と思ってしまう。
いつもはマクロレンズでの撮影が主体なのだが、今日は私だけなので誰に気兼ねすることなく接近して広角レンズで撮影することができる。
咲き乱れるカタクリを背景にした広角の画像も撮影できた。
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