2016年7月31日a 長野県松本市 オオゴマシジミほか |
この日はオオゴマシジミを見に信州の山に入った。ポイントの道沿いにはヒヨドリバナは多く咲いているが、この花はあまり写真うつりが良いとはいえない。それ以外の花としては斜面には少ないながらクガイソウが咲いており、こういう花で吸蜜してくれたらいいだろうにと思いながら蝶を探した。
![]() しばらくして現れたオオゴマシジミの♀。直射日光の下なので色調はきれいに写せなかったが、新鮮な個体。 ![]() イタドリの葉上で開翅するオオゴマシジミ♀ 長野県松本市 晴れた空からの日射しがきついせいか飛び回る蝶の個体数は少なく、時折、サカハチチョウやジョウザンミドリシジミの破損個体がテリハリ飛翔するくらい。 ![]() ヒヨドリバナで吸蜜するサカハチチョウ♀ 長野県松本市 しばらく空白の時間があり、次に撮影できたオオゴマシジミは新鮮な交尾個体。クロバナヒキオコシの葉先に静止している。 ![]() クロバナヒキオコシの葉上で交尾するオオゴマシジミ 長野県松本市 このカップルに別の♂がちょっかいを出している。 ![]() 交尾中のカップルにちょっかいをかけるオオゴマシジミ♂ 長野県松本市 ![]() 交尾中のカップルにちょっかいをかけるオオゴマシジミ♂ 長野県松本市 ![]() 交尾中のカップルにちょっかいをかけるオオゴマシジミ♂ 長野県松本市 この後、交尾個体は下に落ち、意外なほど早く交尾を解消してしまった。オオゴマシジミの個体数は多くはなく、次の個体はなかなか現れない。こちらもうろうろ歩き回って蝶を探すがなかなか見つけられない。下はクロバナヒキオコシよりも少し暗い所にあるカメバヒキオコシ。ここではどちらにも産卵するらしい。 ![]() 他に見かけた蝶で新鮮なものはヒメキマダラヒカゲやエルタテハくらい。 ![]() ノリウツギで吸蜜するエルタテハ 長野県松本市 オオゴマシジミの個体数は少ないようなので、昼前には切り上げることになった。 |