|
ゴマシジミの翅の表はこの写真のように青いものから黒いものまでいろいろである。写真に撮るのは黒いものより青いものの方が好ましいのだが、この蝶そのものがあちこちで数が減ってきており、三重県から近いところで青い個体が見られるところは殆ど無くなってしまったようだ。 この写真を撮影したのは北海道の帯広市だが、そのあたりでは個体数が多く、このようなきれいな個体が普通らしい。ごく普通の写真だが、この蝶のしっとりとしたブルーが表せたように思う。ちなみにゴマシジミの向こう側に写っているのはアサマシジミ(イシダシジミ)で、こちらはもう風前の灯火に近い危機的な状況。 |
|