2013年 09 ムモンアカシジミ
♀
長野県岡谷市
2013年07月28日
ムモンアカシジミはアリの巣で育ててもらいながら、羽化した後は一転して育ての親であるアリに襲われてしまう。そのときに脚にびっしりとついた毛を盾にしてアリの攻撃をかわすのだという。7月末のこの日は昨年確認した産卵木を中心にムモンアカシジミが羽化しそうな場所を数人で見張っていたところ、ついに羽化したての個体を見ることができた。観察していると脚についた毛をアリにかませながら、急いでコナラの幹をよじ登っている姿を見ることができた。