チョウセンヒメシジミ
Polymmatus erotides
チョウセンヒメシジミは普通種ではあるが♂の後翅表の強い輝きが印象的なシジミチョウでかなり速く飛ぶ蝶である。
モンゴルではフブスグルのような標高の高いところや３０℃以上にもなるような暑くだだっ広い草原などあちこちで見かけたので何回かの撮影チャンスがあった。これと似ている蝶としてアムールルリシジミなどがあり紛らわしかった。区別点としては本種は裏面中室の黒点が中室端とその内側に２個あること、裏面の黒点の白い縁取りが大きいことで判断した。
チョウセンヒメシジミ♂ 静止 セレンゲ県バーウアンバーン ２０１７年７月１日
雨が上がった草原で夕刻近くに撮影した個体。
チョウセンヒメシジミ♂ 静止 フブスグル ２０１７年７月２日
後翅表の輝きは少し前方から見ると強く光る。そういう角度を狙って撮影した。
チョウセンヒメシジミ♂ 開翅 フブスグル ２０１７年７月２日
後翅の強い輝きの他の区別点としては、前翅表の中室の翅脈が明るくなることにも注目している。
チョウセンヒメシジミ♂ 開翅 セレンゲ県バーウアンバーン ２０１７年７月５日
２０２４年の本種は未だ発生のはじめだったようで、少数個体の撮影にとどまった。
チョウセンヒメシジミ ♂ バヤンチャンドマン 2024年6月27日
チョウセンヒメシジミ ♂ バヤンチャンドマン 2024年6月27日
暑い草原を飛んでいる姿を前から撮影。
チョウセンヒメシジミ♂ 飛翔 セレンゲ県バーウアンバーン ２０１７年７月５日
チョウセンヒメシジミ♂ 飛翔 セレンゲ県バーウアンバーン ２０１７年７月５日
チョウセンヒメシジミ♂ 飛翔 セレンゲ県バーウアンバーン ２０１７年７月５日
もう少し光が柔らかい条件で撮影できると良かったのだが、このようなカンカン照りではなかなかきれいに撮れない。
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