フタスジチョウ
Neptis rivularis
モンゴルでは分布が広いらしく、あちこちで見ることができた。日本産のフタスジチョウは、白帯の幅によって北海道亜種
ssp. bergmanni
や 中部亜種
ssp. insularum
, 新潟県奥只見産
ssp.tadamiensis
などいくつかの亜種が記載されているが、モンゴル産の
ssp.magnata
は中部亜種に近い白帯の幅であるのがちょっと残念。はるばる遠いところまで来ているのでもう少し違った個体であってほしかった。
下は翅の形や腹部の形状から♂と判断した個体。
フタスジチョウ♂ 開翅 トゥルゲ峠 ２０１７年７月５日
フタスジチョウ 開翅 テレルジ 2024年6月19日
フタスジチョウ 開翅 テレルジ 2024年6月19日
次は同じく♀と判断した個体。
フタスジチョウ♀ 開翅 バヤンチャンドマン ２０１７年７月１日
蛾の幼虫の死骸だろうか、口吻を伸ばして吸汁している個体。
フタスジチョウ 吸汁 バヤンチャンドマン ２０１７年７月１日
紫色の花穂で吸蜜する個体。
フタスジチョウ 吸蜜 テレルジ ２０１７年７月７日
フタスジチョウ 飛翔 ウランバートル付近 ２０１７年７月８日
フタスジチョウ 飛翔 ウランバートル付近 ２０１７年７月８日
フタスジチョウ テレルジ 2024年6月19日
モンゴルではあちこちで薄いピンクの花をつけたシモツケの仲間と思われる植物を見かけたので、おそらくこれを食べているのだろう。
シモツケの仲間 テレルジ ２０１７年７月７日
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