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熊本県 2011年7月10日 オオウラギンヒョウモン |
ゴイシツバメの翌日はオオウラギンヒョウモン。数年前の前回の撮影時はカメラが故障しており、全く写真が撮れていなかった。もう一度、やり直しの撮影である。梅雨が明けて暑くなりそうなので、朝早く現地に着くようにした。 まだ草原には日が射さないが、うろうろと歩き回るとツマグロキチョウやギンイチモンジセセリが姿を見せる。これは夏型の新鮮な個体。
明るくなると翅を開いた。ビロウドのような翅のきれいな個体だった。
草山に稜線から朝日が差し始める。ちょっと神々しい雰囲気。
オオウラギンヒョウモンの♂は、草原の低いところを滑るように飛んでいる。♀を探しているのだろう。これくらい低く飛ぶと言うことは、♀は草藪の中に止まっていることを知っているのでしょうね。もし♂と同じように飛び回っているならば、もう少し高い位置を飛んだ方が見つけやすいように思う。
♂はすれた個体が多く、ちょっと時期がはずれていたため、あまり撮影チャンスがなかった。
この日はきれいな♂が撮れなかったので。2008年撮影の個体を貼っておく。
草原のアザミの花にオオウラギンヒョウモンの♀がとまっている。この日、♀は合計で2〜3頭目撃したが、いずれも新鮮な個体だった。
これはアカツメクサを訪れた個体。この蝶は体が大きいのであまり小さな花では支えきれず、このあたりで吸蜜できるのはアザミかアカツメクサくらいではないだろうか?
青空と山を背景に飛翔する♂
この♀は4人のカメラに追い回されて、いささか疲れ気味。日陰に入って休んでいる。
広い草原の真ん中でミヤマチャバネセセリが吸蜜している。
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