![]() |
北海道 2011年7月16〜19日 十勝地方4 そのほかの蝶 |
個人的な好みで選んだメインタイトル以外の十勝の蝶を掲載したい。 初めはヒメシジミの♂。なかなかきれいな個体だった。
ヒメウラナミジャノメの♀の眼状紋の周りが白くなるのは北海道産の特徴とのこと。♂は破損した個体が多かったので、ひときわ新鮮に見えた。
アカマダラの夏型もいくつか姿を見せてくれた。この個体は♂の新鮮な個体。
これは♀。
カラスシジミはふと気がつくとヒメジョオンの花に静かにとまっているということが多かった。この個体は♂。
フラッシュのせいもあるが、♀は後翅の赤飯が鮮やかで白線もくっきりとしている。
交尾個体の組にちょっかいをだす2頭のゴマシジミの♂。北海道の人はゴマシジミとジャノメチョウを見ると、シーズンの終わりが近いことを感じて寂しい気持ちになるという。申し訳ないが、私は最近では本州では見ることができなくなった青いゴマシジミを喜んで撮影していた。
ゴマシジミはこのような若い植林地の周りを飛び回っている。生息場所はイシダシジミと同じようなところ。
コヒョウモンがいくつも群れて止まっている。本州の中部地方で見るコヒョウモンは渓谷の蝶というイメージだが、このあたりは平原の草地におり、ちょっと奇異に感じる。 一度だけ現れたエゾヒメシロチョウの夏型の飛翔。この蝶はずっと飛び続けてとまってくれなかったので、100oマクロのままで撮影したので、何とか姿をとらえていたのはこの一枚だけだった。しかし残念ながら蝶の翅は露出オーバー。 帰り際に、堤防を歩いて探し出したエゾヒメシロチョウの♀。この蝶を撮影する段になって、ようやく太陽が顔をのぞかせるようになった。こんな真っ白な蝶に直射日光があたると、全く色調がとんでしまう。曇ったままで良かったのにうまくいかないものだ。 カバイロシジミは既に発生末期のようだ。今回の旅行では、これ以外に札幌でかなり飛び古した♀をひとつ見ただけ。
クジャクチョウは新成虫が発生している。普通種だが、やはりこの蝶は美しいと思う。
|