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長野県木曽町 2011年9月7日 初秋の高原の蝶 |
いろいろ用事があったり、台風で天候に恵まれなかったりしたが、ようやく木曽地方の高原を訪れることができた。午前中の早い時間は、ゴマシジミを探してみる。約2時間歩き回り、ようやくワレモコウが残る草地を見つけて、この時期にしては比較的新鮮な個体を撮影することができた。
このゴマは黒っぽい個体。狭い草地なので見たのはこれ一頭だけ。この場所で来年も発生するだろうか、ちょっと心配。
この蝶は人工物が好きなので、いろいろ狙っても、何らかの人工物が背景に入ってしまう。
こういう古い小屋も大好きで、その付近をなかなか離れることがない。
高原は既に秋の風情で、成虫越冬のタテハチョウの仲間があちこちで遊んでいる。クジャクチョウが白いイタドリの花にとまっているとはっとするほど美しい。
シータテハも吸水に訪れている。
エルタテハもゆるやかに飛んでいる。
スキー場がつぶれて廃墟となった建物のドアが開いており、なかに迷い込んで出られなくなった蝶たちが哀れだった。 年内にもう一度くらいこのあたりを歩くことがあるかもしれない。
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