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沖縄県北部 2013年03月16,17日 オキナワカラスアゲハ |
リュウキュウウラボシシジミの次はオキナワカラスアゲハ。 最近のオキナワカラスアゲハの写真はインパチェンスの花に訪れる姿を捉えたものが多い。今回、名護の周辺を何カ所か訪れてみたのだが、至る所でこの花が繁茂していた。日当たりの良いところはセンダングサが茂り、それ以外の場所はやや日蔭を好むこの花が咲き乱れている。 オキナワカラスアゲハの第一化は少し前から発生しており、大破した個体こそ見なかったが、本当に新鮮な個体もいなかった。
吸蜜に訪れるときは緩やかに飛翔するので撮影はたやすい。
下はかなり新鮮な♂。通常は花を訪れたときも翅をゆるやかに羽ばたいているが、夕方なので光量が足りずシャッタースピードが上げられずぶれてしまう。しかし時々は完全に翅の動きを止める時があり、そのときを狙って撮影するのが歩留まりがよい。
今回の撮影ではあちこちでマングースを見かけた。
前翅裏面の白帯が広がらずに細くなるのがこの種の特徴の一つで、過去にはミヤマカラスアゲハと考えられていたこともあったらしい。
♀は3〜4頭見たがこの個体が一番きれいだった。でも左前翅に大きなカケがあり、やはり鮮度はもう一つ。
正面からの姿。インパチェンスの花で吸蜜して顔中に花粉が付着して面をかぶった様になっているのが面白い。
インパチェンスを訪れるこの蝶の撮影はたやすいが鮮度がいまいちなのでちょっと残念。また同じような写真ばかりが並ぶことになるので、次は別の花でも撮影してみたい。
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