長野県八ヶ岳周辺 2013年07月27日 ミヤマシロチョウほか |
27日、28日の2日間、今年から八ヶ岳の麓に移られたFさんにご案内いただいてITOHさんと信州の高原の蝶を見に行った。谷筋を詰めていくと明るくなった斜面でミヤマシロチョウを見ることができた。斜面に生えているクサフジの花で吸蜜している。少し遅いと思っていたがなかなか新鮮な個体だった。 ミヤマシロチョウ♂ 訪花 長野県八ヶ岳 2013年7月27日 このあと、少し迷いながら本日行われているミヤマシロチョウの観察会に合流しさせていただく。斜面に生える大きなミヤマイボタの花に10頭くらいのミヤマシロチョウが群がっているのを見ることができた。でも残念ながら平均してやはり1〜2週間,、観察時期には遅かったかもしれない。この蝶は緩やかに飛ぶので翅が破れることはあまり無いが、やはり鱗粉にだいぶいたみが出ている。
飛び方は緩やかなので、多少は背景を考えながら撮影できる。
枝先で交尾する個体も見ることができた。
この黄色い花はなんだろうか。
ミヤマシロが飛ぶ河原でベニヒカゲを見ることができた。もう出ているのか、とちょっと驚いた。
その後、ミヤマシロの谷を離れて、林道を歩いてみる。メスアカミドリシジミがテリを張っていたがだいぶスレた個体。クジャクチョウの新鮮な個体がイタドリの葉上で静止している。色調のコントラストがすばらしい。
このあと高原のクルミの木を叩いて、オナガシジミを撮影する。この蝶を撮影するのは10年ぶりくらいで久しぶり。夕刻も近く、もうすぐ活動時間という時刻で蝶も少し敏感になっているのでなかなか低いところには降りてこない。
あまり期待していなかったが、一頭の個体が開翅してくれた。
午前中のミヤマシロ、午後のオナガシジミと十分満足の行く撮影が楽しめたのでこれで終了。近くの日帰り温泉で汗を流したあと、Fさん宅にお邪魔して、小宴会。楽しい一日でした。
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