和歌山県 2013年10月13、14日 ルーミスシジミ、シルビアシジミ |
好天が予想された3連休の2,3日目、ITOHさんと南紀へルーミスシジミを見に行った。快晴であること急に冷え込むことなどいろいろな気象条件を考えてみてこの日がベストと思ったのだが・・・・。 現地ではSAさんに遭遇したが、これは予定通り。 高いところで活動するルーミスは時々低いところに降りてくるものの、予想に反して夏と同じように日陰の低木の葉上に静止して、全く活動する気配が無い。まして地上に降りて開翅など望むべくもない様子。
足下に現れたウラギンシジミの鮮やかなオレンジがひときわ目を引いたが、こんな蝶にかまっていてはだめですね。
先ほどの樹上で休んでいる個体を長竿を使って刺激すると、地面の葉上に降りてきたが、翅をたたんで全くやる気がない。
やる気が無い連中ばかりかと思っていたが、昼前になって下草に止まって少しだけ翅を開いてくれる個体が現れるようになった。でもなかなか撮影に適したポジションが取れない。
少し翅を開いてくれたこの個体はアラカシの葉上に止まった。でも何となく腰が落ち着かないようなそぶり。
予想通り飛び立ったのでとりあえず連写で飛翔する姿を狙う。
この後、いいチャンスが訪れるのは難しそうだったので、新しいポイントを求めて近くの沢に入ってみた。SAさんが河原で吸水するヒサマツミドリの♀をみつけたので撮影させてもらった。
この個体は吸水したのち、しばらく開翅してから飛び立った。時期を考えるとやむを得ないが、大破した個体であったのが残念だった。でも実はヒサマツを撮影するのは初めてだったのでちょっとうれしかった。
この日の撮影はこれで終了。 翌日は、少し場所を移動してルーミスを探してみる。20m以上の高さがある梢の先をちらちらと飛ぶ姿は散見できた。ずっと見上げているのも退屈だったので少しシャッターを切ってみた。針の先ほどの大きさで確かに写っているのですが・・・・・たぶん探してもわからないと思います。 予想に反して10時を過ぎると曇ってしまい、ルーミスは終了。 このあと移動して、いつ消えてもおかしくないといわれる和歌山県のシルビアシジミを探しに行った。ITOHさんと2人で2時間以上探して見つかった(見つけてもらった)のはわずか1♂1♀。かろうじてキツネノマゴに静止するその姿を写しとめることができました。
午後3時を過ぎて撮影は終了。少しだけ渋滞につかまったがまずまずの時間に帰着できた。
|