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兵庫県、岡山県 2015年6月12日 ヒロオビミドリシジミ、ウスイロヒョウモンモドキほか |
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６月１２日は会社の創立記念日の振替休日でお休みのため、兵庫県までヒロオビミドリシジミを見に行った。新鮮な♂の開翅を狙うにはすでに一週間ほど遅いのだが、飛翔する姿を捉えたくてこの日になった。 最初にナラガシワを叩くと、ヒロオビミドリが数頭飛び出した。でも雨上がりで気温が高く活動的で、なかなか下には降りてこないのですぐに見失ってしまう。ようやく降りてきてくれたが苅られた草の上ではイマイチ絵にならない。でも蝶が新鮮だったのでとりあえずは良かった。
しばらくすると全開してくれた。キズもなくきれいな個体だった。
ウスイロオナガシジミも降りてきたが、これは翅を開く前に飛び去った。
ナラガシワの梢を飛び交うヒロオビの姿を見たかったが、その舞台となるナラガシワの葉は激しい虫食いでほとんどまともなものが残っていない。葉の隙間から空が透けて見える状況にすっかり撮影する気を無くしてしまった。どうしようかと思ったが、少し時間はかかるが岡山県まで移動することにした。狙いはウスイロヒョウモンモドキ。この蝶は昨年も撮影しているが、ややスレた個体が多く不十分に思っていた。
この蝶の保護区に到着すると早速新鮮な個体を見つけることが出来た。
昨夜の雨と直前まで曇っていたことからまだ草には水滴がついている。まだ不活発でとまっている個体をルッキングで探して歩く。 日射しが出てきて草の水滴が消え始めると、ススキが主体の草原を緩やかに飛翔する。
このあと再び兵庫県に戻りキマダラモドキを撮影した。この蝶は昨年も探したが見ることができなかった。新鮮な個体を数頭見ることができた。
翅を開いてくれればうれしかったのであるが、なかなかそういう好運には巡り会わない。こんな感じで樹の幹にとまることが多いので背景を入れて広角で撮影。
きれいなキマダラモドキが撮影出来たが裏ばかりだったので、ウスイロヒョウモンモドキための往復に費やした時間をちょっと後悔した。 このあとはキマダラルリツバメの開翅でしめるつもりだったが、ポイントであるテリ張り場所に居座っているオオチャバネセセリを排除できなかったのが残念で、キマルリは一瞬その姿を見かけただけでオオチャバネに追われて戻ってくることはなかった。
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