2018年9月22日 オーストラリア ケアンズ 3    

 そしてオオルリアゲハは、天気がかなり回復して晴れ間が出始めてから飛び始めた。

オオルリアゲハ♂ オーストラリア ケアンズ 2018年9月22日
 吸蜜するオオルリアゲハ(Papilio ulysses)♂  
               オーストラリア ケアンズ 2018年9月22日

 やはりトリバネと同じように高い木で吸蜜するのできれいには写せなかった。表に比べて裏は地味な蝶だ。

オオルリアゲハ♂ オーストラリア ケアンズ 2018年9月22日
  吸蜜するオオルリアゲハ(Papilio ulysses)♂  
               オーストラリア ケアンズ 2018年9月22日


 飛翔するオオルリアゲハ(Papilio ulysses)♂  
               オーストラリア ケアンズ 2018年9月22日

  トリバネに比べると、ときどき低いところにも降りてくることがある。目の当たりにしたブルーの輝きは強く、さすがに熱帯の蝶である。降りてきた時にカメラを振り回すと、偶然画面の端に引っかかっていた。

オオルリアゲハ♂ オーストラリア ケアンズ 2018年9月22日
 飛翔するオオルリアゲハ(Papilio ulysses)♂  
               オーストラリア ケアンズ 2018年9月22日

 いつまで待っても高いところの蝶には手が出ないので、オオルリアゲハやトリバネの撮影は一旦諦め、それ以外の蝶を求めて植物園内を歩いてみることにした。曇っていた時には何もいなかった雨林中の遊歩道にもシジミやタテハが舞っているのを見つけた。ネットでの絵合わせでは Thysonotis cyanea.





 こういう裏面のシジミになると、ほとんどわからない。




 林内の空間を飛んでいたマダラチョウの仲間(Euploea core)のようだ








 薄暗い林内から突然現れたPapilio aegeus。 
ワモンチョウかと思ってビックリした。



 暗い所を飛ぶのだが、モンキアゲハのような白い斑紋がよく目立つ。






 こういうセセリになると、図鑑の絵合わせ同定では何ともならない。



 土産物屋の店員に聞いた「見ると幸せになれる」というオオルリアゲハの話は続きがあり、
・一日に三回見ると「お金持ち」になれる。 
・肩など体に止まると、さらに幸福になる
というものらしい。 タテハではないので蝶園などにでも行かない限り体に止まることは考えられないが、この日はオオルリアゲハを10回以上は目撃した。年末の宝くじを買ってみてもいいかも知れない。

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