2019年6月14日 兵庫県猪名川町ほか そのほかのゼフィルス
ヒロオビミドリシジミの撮影時の副産物のゼフィルスをいくつか。はじめはウラナミアカシジミの新鮮な個体。三重県にいると別亜種のキナンウラナミアカシジミを見慣れているせいか、この蝶はやたらに大きく見える。
![]() 静止するウラナミアカシジミ 兵庫県佐用町 2019年6月12日 ![]() 静止するウラナミアカシジミ 兵庫県猪名川町 2019年6月14日 最も個体数が多かったのがミズイロオナガシジミ。下草のササの葉に静止している姿をよく見かけた。地上で蛹になっていたものが羽化して這い上がってきたものだろうか。 ![]() 静止するミズイロオナガシジミ 兵庫県猪名川町 2019年6月12日 やや日が陰った時に開翅した。 ![]() 半開翅するミズイロオナガシジミ 兵庫県猪名川町 2019年6月14日 佐用町ではウスイロオナガシジミもよく見かけた。 ![]() 静止するウスイロオナガシジミ 兵庫県佐用町 2019年6月12日 ![]() 半開翅するウスイロオナガシジミ 兵庫県佐用町 2019年6月12日 この個体もお昼頃にナラガシワの下枝の葉っぱで長いあいだ開翅していた。もう少し前翅が上がれば後翅の白斑がよく見えるのに残念だった。 ![]() 半開翅するウスイロオナガシジミ 兵庫県佐用町 2019年6月12日 ヒロオビミドリと並んで見たかったゼフの一つのウラミスジシジミ。私などはダイセンシジミという方がしっくりくる。午前9時半頃にアベマキの樹幹の1mくらいの高さで翅を伸ばしている姿を見つけたので開翅を期待してじっと待ってみた。 ![]() 羽化直後のウラミスジシジミ 兵庫県猪名川町 2019年6月14日 しかし結局は翅を開くことなく昼頃に樹上に飛び去ってしまったのが残念だった。 ![]() 静止するウラミスジシジミ 兵庫県猪名川町 2019年6月14日 ヒロオビミドリシジミを主目的に出かけたのだが、ウスイロオナガシジミやウラミスジシジミといった普段ではなかなか目にする機会が少ない蝶にも出会うことができた。新名神が開通して四日市からも短時間で行けるので、また撮影の計画を立てたい。 〈戻る〉
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