2019年8月29日〜9月3日 鹿児島県奄美大島
撮影中、朝方に見つけた名残のサガリバナ。一夜だけ咲いて昼には見られなくなるらしいのでラッキーだった。花は残り少ないので早起きは三文の徳というところか。
センダングサを訪れたオキナワカラスアゲハの奄美亜種(ssp. amaminensis)である。春型は今年の3月に撮影しているので、夏型をぜひ撮影したかった。 吸蜜するオキナワカラスアゲハ♂ 鹿児島県奄美大島 2019年8月30日 見かけたオキナワカラスは少数だったが、撮影できたのが比較的きれいな個体で良かった。 吸蜜するオキナワカラスアゲハ♂ 鹿児島県奄美大島 2019年8月30日 ♀の春型も3月に撮影はしているがイマイチの出来だった。夏型は春型に比べて後翅外縁の赤色斑が強くなく、華やかさでは春のものには及ばない。雨上がりで光量が足りず、鮮明には撮れなかったのが残念。 吸蜜するオキナワカラスアゲハ♀ 鹿児島県奄美大島 2019年9月2日 裏面の様子も撮影しておいた。 吸蜜するオキナワカラスアゲハ♀ 鹿児島県奄美大島 2019年9月2日 飛翔するオキナワカラスアゲハ♀ 鹿児島県奄美大島 2019年9月2日 アゲハチョウの仲間で最も数多く見られたのが、モンキアゲハだった。それこそ海岸線から山の頂上まで島中どこでも姿を見かけた。下はハイビスカスを訪れた♂。 吸蜜するモンキアゲハ♂ 鹿児島県奄美大島 2019年9月3日 ♀は後翅外縁の赤色斑が明瞭である。 吸蜜するモンキアゲハ♀ 鹿児島県奄美大島 2019年9月2日 明るい花畠に限らず暗い林道などで見かけ、吸水する姿を見ることができた。 吸水するモンキアゲハ♂ 鹿児島県奄美大島 2019年8月31日 海を背景にした飛翔姿。ピントがちょっと甘いのが残念。 飛翔するモンキアゲハ♂ 鹿児島県奄美大島 2019年9月2日 夏の奄美でのアゲハ類の吸蜜植物としては、センダングサとハイビスカスが主なものだが、オキナワカラスアゲハはその両方で吸蜜するのを見かける。ジャコウアゲハやアオスジアゲハなどはセンダングサばかりだし、モンキアゲハはかなりハイビスカス寄りになる。さらにナガサキアゲハになると体重が重いせいなのかハイビスカスばかりになる。オキナワカラスはそれほど重くはなく、どちらでもOKのようだ。 〈戻る〉
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