２０２４年７月６,８日 北海道　５　別海町　ゴマシジミ

　７月８日は根室方面へ出かけるつもりだったが濃霧のため行き先を変更し、ゴマシジミ狙いとした。そのため現地に到着したのは９時ころになり、ゴマシジミを撮るにはちょっと遅くなってしまった。幸いにも雲が広がっていたので、まったくの悪条件ではなかったのだが、開翅などを狙うにはもう難しいタイミングになっている。


静止するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日


静止するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日

　アカツメクサで吸蜜する個体。


静止するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月6日

　ワレモコウの花穂で産卵行動をとる♀。翅が尖っているのでこういう場面を見なければ♂と間違えそう。


静止するゴマシジミ♀　北海道　別海町　2024年7月6日

　まだ雲が広がっており活動は穏やかだったので、飛翔姿をおもに撮影した。


飛翔するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日


飛翔するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日

　まだ前日の雨粒が残っている。道東では翅表の黒斑が消えるような個体も見られるそうだが、残念ながら撮影はできなかった。


飛翔するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日

　下は♀と思われる新鮮な個体。


飛翔するゴマシジミ♀　北海道　別海町　2024年7月8日

　上と同じような背景だが、これは♂だろう。


飛翔するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日


飛翔するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日

　思っていたより早くに雲が切れて青空が覗いてきた。広角で空を入れて写すには青い空になった方が良い。


飛翔するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日

しかしこの条件はゴマシジミの撮影に適する条件の終了も意味する。蝶は日射しを受けて活発に飛び回るし、強すぎる光で翅の色調がうまく出なくなる。


飛翔するゴマシジミ♂　北海道　別海町　2024年7月8日

　こうして短時間だったがゴマシジミの撮影を楽しむことができた。期待していたような翅表の黒斑が消えるような個体との遭遇はなかったが、きれいな個体を何頭か見ることができた。

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