2021年5月2日 三重県志摩市 ミカドアゲハ アオスジアゲハ
この日は三重県での海背景のミカドアゲハ撮影場所の探索に出かけた。目星をつけていた場所についてみると、大半のトベラの花は終わっており、すでに小さい実をつけている株もあった。
それでもミカドアゲハは終わってしまっているわけではなく、まだきれいな個体も観ることができた。 吸蜜するミカドアゲハ 三重県志摩市 2021年5月2日 背の低いトベラで吸蜜したので、翅表も撮影することができた。 吸蜜するミカドアゲハ 三重県志摩市 2021年5月2日 数日前に和歌山で撮影したように海背景のミカドアゲハを狙ったのだが、そういう都合の良い場所は見つからなかった。なおかつ海に面した場所は風もきついので風裏の樹林脇での撮影となり、背景を考慮する余裕はほとんどなかった。 飛翔するミカドアゲハ 三重県志摩市 2021年5月2日 このように青空を意識するくらいが精一杯。でもこの見上げる状況になると蝶の裏面が暗く写ってしまうのはいつもの通り。ヤシっぽくみえる木が背景にあるので、少しはミカドが飛ぶ南国の雰囲気を感じられるかもしれない。 飛翔するミカドアゲハ 三重県志摩市 2021年5月2日 ミカドアゲハのほかには、モンキアゲハとアオスジアゲハが観られた。 吸蜜するアオスジアゲハ 三重県志摩市 2021年5月2日 この個体は前翅中室に針で突いたような青い斑紋が出ている。これでエサキ型といえるかどうか。数年前にはこの近くで立派なエサキ型を撮影している。 吸蜜するアオスジアゲハ 三重県志摩市 2021年5月2日 蝶がこちらに向かってくるこのアングルでの飛翔姿が気に入っている。 飛翔するアオスジアゲハ 三重県志摩市 2021年5月2日 風もきつく雲が流れて天気が良くなかった割にはミカドアゲハも確認できて悪くはなかった。しかし、このところ意識している良い背景については、おいそれと見つかるものではなく、普段から意識しておく必要を感じた。 〈戻る〉
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